NEDOの大規模国家プロジェクトに採択されました。
当研究室が物質工学分野の共同研究者とともに、2017年から世界に先駆けて取り組んできたマテリアルズ・テキストマイニングの研究が評価され、プロジェクトの一端を担わせていただけることになったのだと理解しております。
水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業
燃料電池・水電解の共通基盤技術開発
DXおよびマテリアルズ・インフォマティクスを用いた燃料電池・水電解材料の研究開発
NIMSがリーダーをされているグループの中で提案したMIに関する研究が採択されたもので、想定5年のプロジェクトですが、3年目で継続の可否の審査があります。マンチェスター大学時代に、もう少し規模の大きいEUのFP5の国際共同研究プロジェクトにかかわった経験があります。そこではEU内の各大学で企業のように研究員に仕事を割り当てながらプロジェクトを強力に推進していて、EU側によるマイルストーンに対する進捗管理、成果チェックがシビアに行われていました。厳しい審査報告会でも発表を行い、評価も上々でした。NEDOでもそのあたりの経験を活かしていきたいと思っています。
